身近なセーフティーネットの防災無線。都市伝説だろうと思っていたマイクロチップ挿入は現実のものになるかも

暮らし

我が家の近くには、消防の分署があり、その横に防災無線があります。

災害時が発生しそうなときは、避難を呼び掛けてくれたり、緊急事態宣言の時には毎日外出を控えるように呼び掛けたり、行政関係からの情報を耳で伝えてくれるツールです。

住み始めた時は、音の大きさに驚いたものですが、今はなくてはならないものです。

防災無線

私が今住んでいる街に引っ越してから約10年。

日中は仕事のために留守にしていたこともあったけれど、ここ数年は自宅にいることが多かったので、日中の町の音を聞くことが出来ました。

我が家の近くには、消防の分署があって、その脇に防災無線があります。

この防災無線。

毎日、何かしらの情報を伝えてくれるのです。

その使用頻度に、住み始めた時は驚いたものですが、今は慣れっこ。

防災無線の声って、特徴的ですよね。

お話している人がいるのか、機械の声なのかは分からない感じ。

市役所や警察からの情報、災害時の情報も、いつも同じ声で伝えてくれるから大したものだと感心しています。

今は、耳だけから得られる唯一の情報ツールとしてなくてはならないものになっています。

最近多い情報

防災無線からの情報で最近気になるのが、探し人。

毎日のように、身長、体系、服や髪の色を放送して、いなくなってしまった人を探すために、情報提供の呼びかけがなされています。

いなくなってしまった家族からすれば、一刻も早く見つかってほしい思い。

警察としても、無事に保護にしたい思い。

探していた防災無線から、時間を経て防災無線から見つかったと情報が流れると、誰だか知らない人なんだけれど安堵します。

私の住む街には、車の多い国道もあるし、貨物列車も走る線路もあり、1級河川も、大きなショッピングセンターもあります。

生活がしやすい街だけれど、自然もある場所。

そんなところが、危険な箇所になるかなんて想像の範囲が広くて、探すのはとても大変なことです。

屋外だけでも、みんなの耳に伝える防災無線は、地域のセーフティーネット的な役割をなしているのかもしれません。

もしかすると

最近ニュースで見た、マイクロチップの記事。

ペットショップなどに犬や猫のマイクロチップ装着を義務付けたという法律が今月から施行されたという記事でした。

犬の名前や性別、種類などの他に、飼い主の名前や住所、電話番号などを登録するのだそうです。

登録をした情報は国がデータベース化して管理。

迷子になったり、災害時などの時に、飼い主を見つけやすくする効果があるほか、飼育放棄などで捨てられてしまう犬や猫の防止につなげたいと考えられたのだそうです。

マイクロチップは、首根っこのあたりに注射で簡単に入れられるということで、急速に普及しそうな予感。

大切なワンちゃんやネコちゃんが飼い主のもとに帰れるように、ずっとそばに入れるようになれば嬉しいこと。

上手に機器を使うことが出来れば、テレビ番組の『都市伝説』で放送されていたスウェーデンのように、人に対してもマイクロチップを挿入する時代が来るのかもしれません。

便利さもあるけどデメリットもあり。

ツールはモラルをもって上手に使っていきたいものですね。

なにより、迷子になるワンちゃんやネコちゃんが1匹でも多く飼い主さんの元に帰れますように。

近所にある防災無線と最近のニュースから、勝手に未来を想像したお話でした。