キーンと冷えた朝。
今日は寒いからお散歩はなしにしようかなと半ば決めていました。
太陽が東からズンズン上がってくると、思いのほか日差しが力強く、薄手のジャンパーでも外に出られる温かさ。
気温は13度で風もなかったので、寒さを感じにくかったのかもしれません。
どんぐりごろごろ
向かった先は自宅から離れた大きな公園。
歩くと1キロの距離です。
遊歩道が整備されていて、外周は大きな木が植えられています。
木々に残された葉っぱも残りわずかになりました。
もう、ないかなぁと下を見てみると、ありました。どんぐりです。
カシの木が多いらしく、一つ落ちていました。
また落ちていないかなと探していると、木の根元を中心にバラバラバラと沢山落ちていました。
正直、これほど落ちていたのを見たことはなかったので驚きました。
子どもたちは大喜びで、どんぐり拾い大会が始まり始まり~♪
おおきいどんぐり、小ぶりなどんぐり。
帽子を被ったどんぐり。取れちゃったどんぐり。
どんぐりにも個性があるんですね。
高い木の上から地面を眺めていただろう、どんぐりたちは、地面に降りてきてどんな話をしているのでしょうね。
クリスマスのリースの意味
クリスマスの時期になると、オシャレなお家や美容室、お菓子屋さんなどの玄関に飾られる輪っか状の飾り。クリスマスリース。
モミの木などにベルやリボンなどを付けて彩られています。
そこに松ぼっくりとかがあったり、クリスマスリースにも個性があって素敵ですよね。思わず、見てしまいます。
クリスマスリースにモミの木が使われるのは、冬でも落葉せずに瑞々しい緑の葉があることから、ずっと健康でいられるようにという願いが込められているのだとか。
モミの木のほかにも、杉、セイヨウヒイラギが使われているそうです。
その他にも、ブドウやリンゴなど特産物をリースに飾るお宅もあるのだそうです。
もともと、北アメリカの家庭でクリスマスを前に作っていたものらしいのですが、映画やメディアの影響で世界中に広まっています。
日本でいうところの門松とか玄関飾りとかお正月のお飾りに近いのかな。
健康と、豊穣、魔除けなどの意味も含まれているリースは、どこの国に居ても願う気持ちは一緒なんですね。
作ってみる?
アメリカの家庭では、クリスマスを前にリースを自作することもイベントの一つなのだそうです。
せっかくドングリも松ぼっくりも拾えたことだし、ちょっと飾りでも作ってみる?
イメージを木の根っこで膨らませます。
ふむふむ、こうしてこうして、と仮作りしていると、興味を持った子どもたちが手伝ってくれてしまい、バラバラに…。
我が家で、クリスマスリースを手作りするのはもう少し先のようです。
そういうわけで拾ったドングリと松ぼっくりの3つだけ頂いて、玄関にある靴箱の上に飾ることにしました。
飾り気はゼロ。飾るというか置いただけ。
だけど、家の中で感じられる季節もまた良しでしょう。