おひな様を飾っているときに、これなあに?と言われたひし餅。
そうだ!今年はひし餅を子どもたちに食べさせてあげよう!
近所のスーパーを中心に探し始めました。
ところが、ひし餅ってなかなか売っていないんですよね。
やっと見つけたひし餅の製造元は工藤パン。
今年は有難く心を躍らせてひし餅を頬張れそうです。
桃の節句
桃の花が咲く頃だから、桃の節句。
昔は、旧暦でお祝いをしていたので、桃の節句は4月の初め頃。
男性の雛人形と女性の雛人形に、桜や桃の花などを飾り、雛あられやひし餅をお供えして、子どもたちの成長を喜ぶ日です。
甘酒やちらしずしを夕ご飯に食べるのも、きっと子どもたちが好きなものでお祝いしようという意味が込められているんだろうな、と勝手に想像しています(笑)
桃の花は、まだ見かけていないけれど、最近では、梅の花が散歩道で見かけるようになってきました。
春が来た!
連なる梅の花を見て、春が到着したことを喜びます。
ひし餅が売っていない
ひな祭りに食べるものと言えば、ちらしずし。
エビとレンコン、豆などが入って、華やかに彩られます。
使う食材にも意味があります。
エビには、背中が曲がるほど長く生きれる「長寿」の意味。
レンコンには、レンコンの穴にちなんで、見通しが良くなるようにという意味。
豆には、健康で、マメに動けるようにという意味が込められています。
我が家では、今年も夕ご飯に、ちらしずしを食べる予定。
まだまだ小さい子どもたちなので、具材を小さく切って、盛り付けをお願いする予定です。
ところで、ひな人形にお供えすることの多い食材として、雛あられとひし餅がありますが、ひし餅って実物見ないな~。
おひな様に飾ってある、ひし餅。
桃色には、赤を柔らかくした色にちなんで魔除けの意味。
白色には、雪の色にちなんで精錬純白。穢れのない意味。
蓬色には、土の中や木々の先端から出てきた新芽の萌ゆる様子の意味が込められています。
子どもたちも喜んでくれそうだし、今年は雛あられと一緒にひし餅もお供えして食べようと思い立ったのは2週間前のこと。
それからというもの、コンビニやスーパーなど食品が販売されているお店で、ひし餅が無いか探すようになりました。
雛あられや、桜餅は見かけるのですが、ひし餅は無いのです。
爆熟れしているのか、需要が少ないのか、とにかく見当たらない。
探しているうちにこだわりも強くなってきて、3月3日が近づくにつれて、ウォーリーを探せ!ならぬ、ひし餅を探せ!状態になっていました。
やっと見つけたのは、この前の日曜日。
たまたま立ち寄ったスーパーのひな祭りコーナーで販売されていました。
やっと見つけた!見つけた時には、ひし餅がキラキラと輝いて見えました。
製造元を調べてみると、工藤パンの文字が。
工藤パンと言えば、青森県のソールフード、イギリスパンのメーカーさんです。
青森から南関東まで来たんだね、ありがとう待っていたよ!
抱きしめるように、優しく手に持ちレジでお会計を済ませたのでした。
冷静に考えてみると、近所の和菓子屋さんを除いてみればよかった。
三食団子とかあるし、もしかしたらひし餅も製造していたかもしれないですよね。
スーパーでは見かけることの少ないひし餅ですが、今年は工藤パンのおかげで、ひし餅にありつくことができました。
おひな様にお供えして、ちらしずしを食べた後に、有難くみんなで分け合って食べる予定です。
桜の開花予報
昨夜の天気予報で、桜の開花予報がありました。
東京は3月20日頃とのこと。
あと2週間余りです。
今年は平年並みのところが多いそうです。
平年並み、いつもと同じようにって、なんだか安心感があります。
日中に公園で、子どもたちと走り回っていると、汗ばむ陽気が増えてきました。
春はもう到着していて、桜の開花まであと少し。
来週は寒の戻りが少しあるみたいで、まだ油断はできませんが、温かな季節はもうそこにいます。
今年もたくさん花が見れるといいな。
桃の節句やお花見は、家族で花を愛でる数少ない年中行事です。
心を躍らせながら、ひし餅を頬張ります。