何もない日常。
運動の秋って、そんなに運動もしていないけれど、少しの散歩で疲れた時には甘いものと渋いお茶🍵でも飲みながら、くだらぬ話に花を咲かす。
そんな日常が楽しいのです。
人生を表す紅白幕
運動会、紅白歌合戦、お祝い事のある時には公共の場だと使用される赤と白の幕、紅白幕。
一度は目にした方も多いと思います。
諸説あるようですが、赤は色の赤ではなくて、赤ちゃんの赤なんだそうです。
そして白は死(別れ)。
この二つを組み合わせることで人生を表し、お祝いしているのだそう。
紅白ってなんで紅
でも赤と白なのになぜ紅白なのでしょう。
答えは、言霊。
漢字の赤は裸を表す漢字だからだそうです。
思い返すと赤裸々とか赤恥とかありますね。
漢字は中国から伝わりましたが、赤という字は中国でも避けられ、紅を使われているのだとか。
中国の国旗も五星紅旗(ごせいこうき)と呼ばれます。
中華料理店のお飾りも赤というよりかは、紅ですね。
言葉が文化を作り、伝えられてきたことを思うと、昔から言葉が持つ力は偉大だと考えられていたことが分かります。
嬉しい時に食べる食べ物
嬉しい時、喜ばしい時にいただく食べ物として、紅白餅、お赤飯などがあります。
昔からおめでたい時にお赤飯を炊いてお餅をついていたとのことで、今でも残っている風習。
昔の人の一大事と言えば結婚。
誰かが結婚するとなると、お赤飯やお餅をつき、紅白餅や餡子餅、紅白まんじゅうなどにして、ふるまったり、お祝いしたとのことです。
思い出してみれば、私の実家でも、近所の誰かが結婚するとなると、お赤飯を頂いたり、家を建てるとなると、上棟式という式典があって紅白餅を頂いたり、紅白の頂き物を食べていました。
私は何の意味も分からずに、紅白餅やお赤飯に喜んで食べていたのですが、今になって思うと大人たちは、その家の祝事を喜んでいたのだなぁと、ようやくこの年になって分かりました。
生き方が多様化して、シンプルに暮らす人が増えている中で、近所に紅白餅やお赤飯を振るまう風習は、なくなっていくのかもしれませんね。
粒あんのあんこ餅
あんこ餅と言えば、こしあん。
粒あんに入っている餅はぜんざい。
北国育ちの私の中の常識でした。
これが覆されたのは大阪生まれの主人。
あんこ餅はこしあんでしょ。という私に対して、ぜんざいは粒あんでしょ。とかみ合わない意見。
「だいたい、ぜんざいに田舎とかついていたりするなんて、おかしい」とか言い出す始末。
東西で食の文化がこんなにも違うのだなと面白く感じています。
そして、これが主人が買ってきたあんこ餅。
粒あんでした…。
美味しいのは分かっています。
分かっているのですが、あんこ餅はこしあんだと思います(小声)
旨けりゃ、どっちでもええやんけ、知らんけど。