車やお部屋など、狭い空間に芳香剤は置かない主義でした。
なんとなく、自分が匂いに酔ってしまうから。
なんとなく目の奥がズーンと重くなるような気がするので、積極的には使っていませんでした。
この症状、もしかして…
アロマとハーブ
アロマもハーブもなんだか健康に良さそうだけど、香りが楽しめなくて積極的に取り入れてはいませんでした。
お花自体は素敵なので、遠くから見る分には、とても楽しめているのですけれどね。
ところで、アロマとハーブって同じなのでしょうか?
アロマもハーブも植物由来の香りや効能を利用して自然治癒力を高める、といった点では同じ。
両社の決定的な違いは、食べられるか食べられないかです。
食べられないとアロマです。
食べられるとハーブ。
ハーブはお茶や料理などにも使われますし、食品として体の中に取り入れることで効果を得られるというもの。
アロマは、香りの成分なので、皮膚などの粘膜から香りを楽しんだり、効果を取り入れるのですね。
アロマとハーブの効果
アロマは、アロマテラピーと呼ばれて、アラビアやヨーロッパで昔から行われている伝統医学・民間療法のひとつなんだそうで、1990年代に世界的に普及した比較的新しいものなんですね。
ハーブは、ヨーロッパで伝統的に薬草や料理、香料、保存料として用いられた植物です。
西洋の漢方薬みたいな感じなのでしょうか?
食用で楽しまれていた一方で、ハーブは薬効の強みを活かして、昔から防臭、防腐、防虫などに役立つ植物ともいわれ、人々の生活になじんでいました。
防虫にも効果あり
最近では、コバエ対策など市販の防虫剤にもハーブが使われているのですね。
ハーブの防虫効果は本当のようです。
もしかして、私が、芳香剤で目の奥が痛くなる、片頭痛のような痛みは、ハーブの効果に強く反応したものだったのかも…。
今になって合点がいきました。
自分で効果があるのなら、自分よりも小さい虫たちは、もっと嫌がるはず。
ほどよく香りを楽しむ
防虫にも効果があるなら、我が家でも試してみようかな。
夏は、窓を開けることも多く、朝など比較的過ごしやすければ、長時間開けておくこともあるので、虫が入ってくる原因にもなりがちです。
我が家は小さな子どもたちがいるので、香りのキツイものは試せませんが、大人の部屋なら、大丈夫そう。
ということで、ラベンダーの香りを購入してみました。
窓辺に置いてみると、キラキラとビーズが万華鏡のように輝いて素敵。
香りも強くなくて、子どもたちがお部屋に入ってきても大丈夫そう。
インテリアにもなるし、防虫にもなるのなら一石二鳥。
さらにほのかな香りが、気分を落ち着かせてくれるのならこの上ないですね。
使い過ぎに注意して、香りを楽しみながら、夏の虫対策を施してみました。