5月3日といえば、憲法記念日で祝日ですが、ゴ(5)ミ(3)の日でもあるんです。
ゴミを収集してくれる人、処理をしてくれる人、いつもありがとうございます。
乗り物好きの子どもがたまたま図書館から借りた本から、いろいろ学べたので、ゴミ収集車について紹介したいと思います。
今回の本は、『はたらくじどうしゃ〈1〉 山本忠敬 福音館書店 (1972/10/1)です。
昔の本ですが、はたらく自動車の紹介がたくさんあり、絵が精密で大人も楽しめます。
ゴミ収集車とは?
ゴミ収集車はゴミを集積場に置いておくと、👆この車が来て回収してくれます。
塵芥(じんかい)車と称されるほか、塵芥収集車、パッカー車、清掃車、集塵車などと呼ばれます。
ゴミ収集車は、自動車メーカーのトラックをベースに、ゴミ収集用に特化した設備を装備、改造した車です。
ゴミ収集車のメーカーってどこ?
家庭用のゴミ収集車は住宅地の路地に入り、道路脇に置かれたゴミ集積場のそばに停車して、収集できるように2トン車が多く用いられています。
事業用などに使われる大型のゴミ収集車は4トン車のものもあるそうです。
2トン車でだいたい1.4トンほどのゴミが収集できるそうです。
Wikipediaによると、ゴミ収集車のトラックのベースになっているメーカー車種はコチラです。
いすゞ・エルフ
日野・デュトロ
三菱ふそう・キャンター
UD・カゼット(三菱ふそう・キャンターのOEM車)
日産・NT450アトラス (三菱ふそう・キャンターのOEM車)
マツダ・タイタン(いすゞ・エルフのOEM車)
普段見かけることの多い、オーソドックスなトラックですね。
トラックの上に乗せる特別な装備を作るメーカーはコチラです。
極東開発工業
新明和工業
富士車輌
モリタエコノス
タンクローリーやミキサー車、消防用車両などの特別な装備が必要な車も作っているメーカーが多いですね。
新明和工業は、航空機メーカーというイメージがあったので、ゴミ収集車も作っていたのは意外でした。
ゴミ収集車にも種類があります
ゴミ収集車は、「プレス式(圧縮式)」と「巻き込み式(回転板式)」の2種類のタイプがあります。
どちらもトラックの後ろに、ゴミの投入口があり、収集作業員さんがゴミを投入します。
「プレス式」は、投入口に圧縮板が上下しており、収集作業員さんが投入したゴミを一旦圧縮してから、かき上げて荷箱の中に積み込みます。
この圧力はとても強く、家具や剪定した枝などの木材も粉砕できます。
「巻き込み式」は、収集作業員さんが投入したゴミを回転板でゴミをかき上げ、押込み板で奥へ押し込んでいく仕組みです。
手前のゴミを次々と奥へ押し重ねていくため、プレス式ほどの粉砕力がありません。
圧縮をしないためゴミに含まれる汚水を排出しにくいのだそうです。
いつもゴミを回収してくれてありがとう
私の住んでいる地域では、燃えるゴミが週2回、プラスチックゴミが週1回と収集があります。
ゴミを焼却場まで運んでくれるのはゴミ収集車ですが、ゴミ収集車にゴミを投入してくれるのは、収集作業員さんです。
当たり前すぎて、感謝の気持ちを忘れていました。
ゴミ収集車と収集作業員さん、いつもありがとうございます。
ゴミを安全に焼却場へ運んでもらえるように、今一度ゴミ出しルールを確認します。