初めてのビジネスマナー。復職後の今、当時を思い出して名刺交換のおさらいをする

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私が名刺を初めて持ったのは、大学して間もなくの時。

インターンシップに参加したことからでした。

名刺を渡すときのマナーの難しさは、今もあまり変わりないような気がします。

慣れないことだけれど、もう一度思い出して失礼のないように。

初心に帰ることは大事なことです。

名刺の準備

今では一般的となっているインターンシップ。

早い人だと小学生や中学生からお仕事体験などをされているかもしれません。

私が、自分が働くということを真面目に考え始めたのは大学に入学してから。

だいぶ遅い方です。

今も景気はイマイチですが、私が学生の時にはすでに氷河期と言われる時代で私の少し上の世代は企業に入ることが非常に難しかった時代でした。

学校は出たけれど、自分で食べていくにはどうした良いのか。

自分なりに考え、企業に入って給料をいただくことが近道だ、と思ったのが始まりでした。

取り合えず、自分の興味なる企業に大学を通じてエントリーして、企業側がOKであれば、日にちを決めていくというもので、私の学校からは4人の学生が参加することが出来ました。

大学側は、企業に学生を派遣するので、インターンシップに必要な物品や知識の勉強がそれなりにあり、名刺もその一つでした。

大学のロゴが入った自分の名刺を大学側が作ってくれて、手渡された時には、「これで、自分の名前を売っていくのか」と胸の高鳴りを感じたものです。

名刺を渡す

マナー講座は、大学の座学とロールプレイングから始まりました。

テレビドラマで見たことはあるものの、いざ対面式でやるとなると難しいです。

サッと自己紹介しながら、名刺を相手に渡すスマートさに憧れたものでした。

スマートに渡すためには、準備が必要なんですよね。

相手の姿が見えたら、自分の名刺をすぐに取り出せるように、ポケットに準備をしておく。

心の準備も行動の準備も大事なことです。

名刺を渡す際は、相手が読みやすい向きにした名刺を名刺入れの上に乗せ、両手で持ちながら差し出します。

相手が差し出した名刺よりも低い位置から自分の名刺を差し出すことで、より謙虚で丁寧な印象を与えることも忘れずに。

名刺渡すのと同時に、自分の気持ちも載せるということなんですよね。

名刺を受け取る

名刺を受け取るときは、本来ならば、両方の手で受け取ることが正しい礼儀のようなのですが、自分の名刺を持っているために、両手を遣えないケースがほとんどです。

なので、右手で自分の名刺を差し出し、左手で相手の名刺を受け取るようにします。

自分の名刺を渡し終えたら、両手で相手の名刺を持つという感じです。

書き出してみると何となくこんな感じ、と思うのですが、実際にやってみるととっても難しい。

相手が受け取ってくれるタイミングもあるので、滑らかな感じで。

場数を踏むことがスムーズな動作につながるのかなと思います。

名刺を交換した後

名刺交換が終わった後は、すぐに名刺入れにしまってしまわないこともマナーの一つ。

例えば、その後に打ち合わせや商談があるのなら、名刺入れの上に乗せる形で、机の上などに自分から見て左側に置くのが基本。

徹底的に、相手のお名前とお顔を一致させる方法ですね。

なお、名刺をしまう際はできるだけ相手より後になるようにするというのマナーです。

ビジネスマナー

名刺交換は、社会人として必須のビジネスマナー。

多少ぎこちなくとも、相手にご挨拶は気持ちは伝えることできるんじゃないかな。

とにかく気張らず、基本に忠実に場数を踏むこと。

そうすると、自分なりのスタイルが出来上がるのかもしれません。

復職した今、当時を思い出して、もう一度おさらい中です。