【安全対策】「アッという間」は0.5秒。子どもは転ぶ前提で空間づくりを

子育て

危険な暑さが続くため、日の高い日中は、なるべく自宅で過ごしています。

あんよが上手になった我が子も、歩きたい思いが強すぎてか、気持ちが先走ることも。

今回は、私が経験した赤ちゃん時代と、これから2歳くらいまでに起こりそうな転倒や転落について考えてみました。

頭でっかちな赤ちゃん

出産して、はじめて我が子と対面した時、身体はとても小さいけれど、頭はずっしりと感じた思い出があります。

だいたい3頭身から4頭身というところでしょうか。

初めのうちはあまり動けませんでしたが、日齢、月齢を追うごとに動ける範囲が増えてきます。

振り返ってみると成長のスピードは速かったです。

そして、今も速い~

低月齢でも安心して動けるような空間づくりを考えてみました。

ベビーベッド

出産前に赤ちゃんの空間づくりのため、ベビーベッドを購入したのですが、空間づくりは安全対策にもなっていました。

【ベビーベッド】購入かレンタルか。標準かミニか。安心、安全があるならどれも正解
赤ちゃんの過ごす空間づくりで悩むベビーベッド問題。買う?レンタル?買わない?新生児の赤ちゃんの睡眠時間は10時間から18時間と言われています。自宅に赤ちゃんをお迎えするうえで、一番時間を過ごすであろうベビーベッドの確保にプレママの頭はグルグルするのでした。

足を動かしているうちに、位置がずれたり、寝返りをうったりすることで、ベッドから落ちることは、比較的低月齢でも起こりやすい事故。

ベビーベッドの柵は必ず上げるように気を付けていました。

ジョイントマット

我が子は生後3カ月で寝返りをしたので、ジョイントマットを敷いて遊べるスペースを確保しました。

リビングはフローリングなので、クッション性のあるジョイントマットを敷くと、安全対策にもなるし、防音対策にもなります。

我が子は、腰が据わるのが10カ月とわりと遅かったので、おすわりの練習をさせた方が良いかどうか迷ったのですが、結局無理せずに、自然な流れに任せました。

おすわりが不安定な時期って、頭が重いせいで前後左右に倒れて頭をぶつけます。

赤ちゃんはとっさに手が出ないので、倒れたら頭を打つ事故につながりやすいと思い、畳やジョイントマットのようなクッション性のある場所の確保はあった方が良いと準備しました。

ガード

できるようになると嬉しいハイハイ

本人も赤ちゃんの周りの人もハイハイができると自然と笑みがこぼれます。

ところが、このハイハイ、赤ちゃんの行動範囲が一気に広くなり、そして急速に高速化します。

毎日パパに玄関先まで「いってらっしゃい」している方は、ご注意。

我が家では、一緒にお見送りしようとして、玄関のタタキに転落しそうになりました。

大人では考えられませんが、思わぬところにデンジャラスゾーンは存在します。

転落しそうになった玄関と階段には、ガードを作るか、転落しても大丈夫なようなマットを引くか考えた結果、私自身は簡易的なガードを作ることにしました。

家具の角を保護

つかまり立ちができるようになると、赤ちゃんは、それまでの地面に近い景色から、少し高い新しい景色に非常に興味を持ち、喜んでつかまりまくります。

でも慣れないうちは、何かにつかまろうとしてつかみ損ねて転んでしまったり、伝い歩きでテーブルなどの角にぶつかることも。

赤ちゃんの動きは予測不可能

家具の角を保護して、大けがにつながらないような対策をしました。

万が一の時

もしも転倒などけがをしたかもしれなくて、不安に思う場合には、遠慮せずに、かかりつけの小児科に受診したり、相談の電話を入れ見ましょう。休日や夜間の時にはコチを利用しましょう。

こども医療でんわ相談の利用方法
  1. #8000をダイヤル
  2. 通話☎ボタンを押す

固定電話でも携帯電話でもつながります。

全国同一の短縮番号#8000で、おすまいの都道府県の窓口に自動転送されるシステムです。

実施時間帯は自治体によって異なりますが概ね、平日は18時~22時くらい。

休日は、9時~22時くらいです。

厚生労働省のリンクを添付しておきますので、詳細を知りたい方はこちらをどうぞhttps://www.mhlw.go.jp/topics/2006/10/tp1010-3.html

私も、我が子がお風呂場で転倒した際、元気なんだけど、少し腫れているかもと不安だった時に利用しました。

電話は小児科の先生や看護師さん、保健師さんが応対してくれるので、専門的にアドバイスをしてくれます。

「アッという間」は0.5秒

保健センターでの7カ月検診の際に言われたことです。赤ちゃんは、頭が重くバランスが悪いため、とてもよく転びます。

あんよができるようになるとさらに行動範囲が増して、勢いもつくので危険が増します。

「アッという間」は大人が「危ない!」と思ったときに助けることができない速さで起こるので、とても助けることは難しかったりします。

危険な場所はなるべく近寄らせないようにガードをしたり、事故は起こるものという前提で、安全対策をしておくと、大人も子どもも安心につながります。