子どもの成長に伴って出てくる問題を保育士さんに聞いてもらったら、実は自分の問題でした(笑)
話を聴いてもらっているうちに、僅かですが自分を客観視できました。
子どもたちは日々成長をし続けています。
成長を維持しなくてはならないのは、自分自身の方。
コントロールが必要なのは自分自身だということに今、気が付いて良かった、というお話です。
単なるイヤイヤ期なのか性格か
2人の子どもたちは、いつも仲良し。
学年は2つ変わりますが、年子という点もあるかもしれません。
下の子が生まれた時、上の子の赤ちゃん返りは当然やってきたのですが、そんなに気にならない程でした。
もしかしたら、我慢させていたのかも。
2人平等にとは思っているのですが、なかなか上手くは行かないものです。
最近になって、下の子の自我が芽生えてきました。
自分の持っているおもちゃを貸したくなかったり、絵本をギュッと抱きしめて他の人が読めないようにしたり…
「イヤだ」とハッキリ言えるようになったことも、イヤイヤ期を加速させた原因かもしれません。
とにかく、人から促されてもまずは「イヤだ」から始まります(笑)
仕度など無理にさせてしまうと、大泣きしてしまうし、できれば本人が納得したうえでの行動にしたいなとは思っているのです。
度重なる「イヤイヤ」に、時間のある時なら付き合っても良いのですが、時間のない時はどうしたら良いものかと頭を悩ませています。
所有することへのこだわり
上の子の時とは、イヤイヤ期がすぎるなぁ。
比べてはならないと思いつつも、先に生まれた子、後に生まれた子を比較してしまうんですよね。
“個性”って難しい。
おもちゃを貸せない下の子は、最近になって上の子とのバトルも増えてきました。
このまま、集団生活がおくれるのだろうかと心配になる毎日。
蔓延防止も解除されたところで、自治体が運営する子ども広場に遊びに行くことにしました。
私の住む自治体の子ども広場は、保育士さんが数名常駐しています。
子どもたちと遊びながら、成長過程の相談ができるというありがたい施設なのです。
なんとなく今困っていることを保育士さんに聞いてみることにしました。
すると、保育士さんから意外な答えが。
「所有にこだわる時期なんですよ」
笑顔で返答されると、妙に納得してしまう自分がいました。
そういうことなんだ。
この子たちは、まだ生まれて数年の子ども。
まだまだ成長過程であるという、自分の意識が薄まっていたのだと気付かされました。
おもちゃが貸せないという行動は、自分のモノという「所有」の概念が生まれて、「共有」出来るのだということを教えていただきました。
この行動に対して、私のように「我が強いとか欲張りとか思いやりがない」などとレッテルを貼ってはいけないのです。
安易な判断をしていた自分を責め、気が付かせてくれた保育士さんに感謝です。
小さな我慢の積み重ね
子どもたちは日々成長をしています。
成長の意識を持たなくてはならないのは親である私自身。
子どもの成長を見守るだけでなく、自分も成長しなくてはならないのです。
子どもをよく観察して、どうしてその行為に至るのかを考えると答えが導き出せるのかもしれません。
これは、ある意味私自身の問題。
私は大人だから、理由も考えずにパッっと出来るけど、成長過程にある子どもたちに付き合うことは、ある程度我慢や忍耐が必要です。
自分の気持ちをコントロールしながら、子どもたちをよく観察してみる。
自分の気持ちのコントロールって難しいですよね。
自分を客観視できないと、怒りのコントロールが付かなくなるし(笑)
簡単そうで、自分にとってはハードルが高いですが、なんとか実践してみたいものです。
今ある特徴を欠点とするか長所とするかは、自分次第。
子ども自身が自分で成長するためにも、その妨げになる親ではなくて、見守ったりサポートしたり、黒子に徹するのが親の役目なのかもしれません。
未熟すぎる私ですが、自分をコントロールしながら見守っていきたいと思います。