節分から春を迎える仕度が始まる。桃の節句を楽しむ準備は万端です

暮らし

日常の中で季節を感じられるって嬉しい。

たとえ、それが購買意欲が増してしまい、つられて衝動買いをしてしまったとしても。

季節の行事は、いくつになってもワクワクさせられるものなのです。

次々と季節は真面目にやってくる

立春が過ぎて、暦上は春を迎える準備が始まりましたが、まだまだ冷え込む時期が続きます。

朝日の力強さや夕方の名残惜しいトワイライトは、「もうすぐ春だよ」と言われているかのようにも感じます。

地球が真面目に太陽の周りを回っているおかげで、昼と夜、春夏秋冬を味わえるんだな、と感謝ですね。

地球が生まれてから46億年。

一度も休むことなく太陽の周りを周回している地球は大したもんです。

地球に感謝する日、あってもいいよねぇ(笑)

ひな人形いつ飾る

スーパーの特設コーナーでは、節分が終わってひな飾りが見え始めました。

桃色、雪色、蓬色の飾りを見ると、そこまで春が来ているんだなと感じられるから不思議。

ついつい、すあまを買い物カートに入れてしまいました(汗)

ところで、ひな祭りに必要なひな人形、いつ飾るんでしたっけ?

調べてみると、季節の節目である節分が終わり、立春を迎える2月第1週目に飾るのが良いといわれているそうです。

1年を24の節気に分けて用いられている二十四節気では、もうすぐ「雨水」

「雨水」は、降る雪が雨に変わり、雪融けが始まることを指すのだそうです。

雪融けが始まるということは、春がグッと近づくこと。

2月20日前に「雨水」を迎えるので、ひな人形やひな飾りを施すのも良いのだそうです。

地域によって異なる左右

古来の日本文化では陰陽説の考え方に従って、陽である男性は陽の方向である左に、陰である女性は陰の方向である右に置くというのが習わしでした。

今でも西日本では、向かって右にお内裏様、左におひな様を配置します。

西日本出身の主人も、お内裏様が右でおひな様が左と言います。

育ってきた環境が染みついているんだなぁと地域の差を微笑ましく思ったりもしています。

私が小学生だったころ、同級生のお宅には7段飾りや10段飾りのお家があって、とても素敵で何度も見に行かせてもらいました。

座敷のあるお家に、ひな壇飾りがあると圧巻です。

今でも見に行きたいなと思うくらいです。

今年はどうなるかわからないけれど、近所のお寺で、豆雛や吊るし雛、ひな壇飾りを施して一般に公開してくれている行事。

開催してくれるといいな。

節分から、春を迎える準備。

いまから桃の節句を楽しむ準備は万端です。